2020/06/25 20:33
紫香房石鹸の一番大事な原料である薬草「紫(むらさき)」の花が可憐に咲きました。
薬用資源である根は目立つ紫色であるのに対し、地上部の花は小さく地味なオフホワイト。
花は1日ほどで散ってしまいます。
紫は一般のハーブやドクダミといった民間薬になる植物と比べて生命力、繁殖力が弱く、絶滅危惧種に指定されるほど。
自分を守るために生み出したのが、根の表面の紫色なのです。
自分を菌やウイルスなどの感染から守り、傷からの修復を早め、細胞の劣化を防ぐといった多機能を有するのも弱すぎるための防衛本能の為せるわざ。
そんな薬草「紫」の花言葉は「弱さを受け入れる勇気」。
弱さを受け入れ、弱さと向き合って生き残るために手に入れた紫の生きようとする力。
紫香房石鹸の中にはその「紫」の生きようとする力が十重二十重に詰まっています。
是非お使い頂き、体で感じて欲しい。
体が弱いかたほど、この紫の力をご実感いただけると思います。